20130428

みひろ:(ふ~、もう17時かぁ。さっさと帰ろっと。
     今日はウチに橘さんが晩御飯食べに来るって、みはるが言ってたしね)

山音:あれぇ?あれあれあれぇ?もしかしてみひろちゃんっ!?今大学の帰りかなー?

みひろ:あ、こんにちは…。えーと……
    (
奥田さんとそっくりのこの人…名前なんだっけ…)

山音:あ?もしかして忘れちゃった;w;?
   はっちゃん……奥田部長の弟の
山音くんだよー!

みひろ:あ、あぁ…山音……さんでしたっけ。失礼しました。

山音:山音サンだなんてそんなよそよそしく呼ばなくてもー>w<
   気軽に山音クンでも山音でも好きなように呼んで!

みひろ:すいません、年上の方にはどんな方でも敬意を払いたいので。

山音:う~ん!そういう真面目なトコもやっぱイイなぁ!
   みひろちゃんは、実に俺好みの女の子だっ!


みひろ:……はぁ……そうですか……。

山音:うわんすっごいノリ気じゃなーい><
   俺本気だよ?チャラく見えるかもだけど本気だよ !?


みひろ:正直に言いますけどほんと、チャラくしか見えないです…。

山音:俺、本気の女の子に対してだと緊張を誤魔化すために
   ついつい軽~くなっちゃうんだ!
ほんと信じて!あとデートして!

みひろ:(ため息)またそれですか…。

山音:この荷物そこに置いてきたら直帰だから!ね!これから晩御飯でも!

みひろ:ごめんなさい。私はこれから用事があるんです。家に来客があるので。

山音:えぇえ~(´△`) 誰だよ来客ってぇ!

みひろ:……妹の婚約者が来るんです。姉として行かないわけにはいきません。

山音:妹ってみはるちゃんのことか!
   ってみはるちゃんの婚約者っておんなじ会社の
   なんか大人しそうなイケメンのことだよね!

   名前は…ま、男の名前なんていちいち覚えてねーから忘れたけど!

みひろ:知ってるんですか。

山音:前にみはるちゃんに紹介してもらったことあったし~。
   ってかそんな場に別にみひろちゃんいなくてもいいっしょ!
   みはるちゃん達の幸せ見せ付けられるよーなもんじゃん!

みひろ:そ……そんな風に、言わないでくださいっ。


橘:……あれ、みひろちゃん。今帰り?


みひろ:橘さん…!

山音:あーッ!ウワサをすればみはるちゃんの婚約者のイケメン!

橘:(だ、誰だっけこの人……奥田部長によく似てるけど。。)
  これからお家に行こうと思ってたところだよ。良かったら一緒に……

山音:だァ――――――メェ!みひろちゃんは俺とデートするのっ!
   あんたにはみはるちゃんがいるだろっ!?
   みひろちゃんがその場にいたって
寂しい思いするだけじゃん!

みひろ:…………

山音:ねッみひろちゃん!おいしーハンバーグのお店がこの近くにあるから、
   一緒に行こうぜッ!(無理矢理肩を抱く)

みひろ:!!

橘:・・・・・




山音:…………っああぁっ!!??

(みひろの肩から腕を放してその場にへたり込む山音)




みひろ:………!?

山音:……な、なんだ……?急に頭が真っ白になって……
   ………うおっと、やっべぇ!こんな時間!早く荷物配ってこなきゃ!

(隣にいる橘とみひろに気付く様子もなく、荷物を抱えて走り去る山音)




みひろ:……急に、どうしたんだろう……山音さん。

橘:……………………ご、ごめん……みひろちゃん。

みひろ:

橘:いや……明らかに、嫌そうだったから……ちょ、ちょっと、つい……

みひろ:?? う、うん……確かに、ちょっとしつこくて困ってたけど……
    まあ、いなくなっちゃったし、もういいです。

橘:あ…もうこんな時間だ。一緒に行こうか。
  みはるちゃんも先に行って待ってるし。
(みひろの手を引く)

みひろ: !? ……た、橘さん……!?



橘:(しつこそうなナンパ男から助ける意味ももちろんあったけど……
  みひろちゃんを取られそうで苛ついて、発作的に能力で追い払ったなんて……
  言えないよなあ……)