20130224

(国際部)


幹雄:……はぁ。白鳥部長は今日から香港出張かぁ。
   部長の机に仕事が溜まらないように色々こなさないと……。大変だ……。
   あぁでも、お土産楽しみだなぁ~。

椎子:おっはよ~~んなっかはらクン

幹雄:あ、おはようございます椎子さん。今日はずいぶんと早いですね。

椎子:今日はひークン(二階堂 柊)がオフだったから
   愛車で乗せてきてもらっちゃった(*ノωノ)


幹雄:あ、旦那さん来てるんですか?最近お会いしてないですねぇ。

椎子:でもお家に楷(かい ※息子の名前)クン預けたままだし、
   これから連れてどこか行くみたいだから

   すぐ帰るみたいだけどぉ~

幹雄:あー、それじゃゆっくりしてられないですね。

椎子:うん♪ とりあえず経理部でタッちゃん(橘)
   存分にいじくり回してから帰るって言ってた


幹雄:それ息子さん置いてまでやるくらい重要なことですかね…。

椎子:ひークン、ああ見えて弟思いだから

幹雄:そ………そう、ですか………(なんかもう突っ込みきれない)


(ガチャッ)


幹雄:あ、おはようござい、ま……?

椎子:あら、おっはよ~…… ン?



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幹雄椎子:(三つ編み……?)

閣下:中原殺す…………!!!!!

幹雄:∑( ̄□ ̄;)ちょ!?
  会っていきなりそんなに殺意剥き出しにされても !?


椎子:おっはよう閣下今日は白鳥部長がいないから閣下が来たのね

閣下:ふん……あの化け物がいないと清々するな。
   別に普段奴が居る時に我輩がいないのは

   顔を見たくもないくらい憎たらしいだけだ。怖いわけではないからな!

幹雄:(腹の中で苦笑)

閣下:な~~~か~~~は~~~ら――――――!!

幹雄:は、はいいいい !!??

閣下:貴様、責任を取って死ね――――――!!

幹雄:∑( ̄□ ̄;)だからなんでですか――――――!?

椎子:そういえば閣下、珍しい髪型してるわねか~わいい

閣下:(ぴきっ) 男が可愛いと言われて
   喜ぶとでも思ってるのか―――――!!

幹雄:じ、じゃあなんでそんな髪型してるんです!?
   いつものように後ろひとつで束ねれば…


閣下:我輩がこのような辱めを受けているのは中原!貴様のせいだぞ!
   覚えておらんのか!!!


幹雄:え、ええええぇぇえ!!??

閣下:つい昨日の事だぞ……忘れたとは言わせん……!!!



▼ 昨日の出来事
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幹雄:あぁ……そういえばそんなことを、リーザさんの方に言った気が……
   でもリーザさんも笑って認めてたし……そんな、髪型が似てるくらいで……;

閣下:あいつが認めても我輩が認めんッ!!!!あの化け物魔導師と髪型が被るとか
   我輩のプライドが許さんッ!!!!…そう思って、違う束ね方をしてみたのだ!

幹雄:それで、なんで三つ編み……

閣下:とりあえず身近なところであの小僧(パノス)に意見を求めたら、
   この髪型なら似ても似つかない、というので

   やってみた……確かに髪は鬱陶しくないし、まずまずかと思った……だが!

幹雄:だが…?

閣下:さっきここに来る途中で、
   あの
榊とかいうこまっしゃくれたガキとすれ違ったのだが……


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ゆたか:あ!閣下のおっちゃーんおっはよー☆☆

閣下:………お早う(おっちゃんと呼ばれるのを直させるのは諦めたらしい)

ゆたか:おおっ☆閣下のおっちゃん今日はイメージ違う!

閣下:ふっ……気付いたか。これが我輩オリジナルの髪型だ!どうだ!

ゆたか:うん☆☆ とっても似合ってると思うっ☆☆

閣下:(上機嫌)

ゆたか:似合いすぎて、とても男の人には見えないよっ☆☆



閣下:∑(´゚Д゚`)………!!!!!


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幹雄:……榊くん……;

椎子:(そこで三つ編みを提案したパノスくんを責めないところが親バカよねっ

閣下:く……腹立たしいが、
   貴様があの化け物と我輩の忌まわしい共通点を見つけ出した事には

   礼を言うべき……か……。
   ふん、命だけは助けてやる代わりに我輩に似合う最高の髪形を提案するがいい!


幹雄:あ、あの……単純に、短くしたらいいかと思いますよ……?
   短くすれば女性にも見えないですし、部長とも被らな………

閣下:馬鹿者―――!!
   この眩く美しい金髪を、切れだと――!!!??
   貴様の目は腐っておるのか――――――!!

幹雄:(´□`;) うわぁあああじゃあどうすればいいんですか――――!!

閣下:それに、我が祖国では長い髪には強力な魔力が宿るという言い伝えがある。
   優秀な魔導師は皆髪を伸ばしておるのが通例であったからな。そう安々とは切れぬ。

椎子:じゃあ、逆に伸ばしちゃえばいいじゃない♪ う~~~~~んとな・が・く

閣下:

幹雄:そ、そうですね…椎子さんの旦那さんもすごく長い髪ですし、
   男性の超ロングヘアも、いいですよ!

   閣下の、そのまばゆく美しい髪も、長~~くなれば、きっともっと美しいですよ!

閣下:もっと長く……か。鬱陶しいからこの長さを保っていたのだが……。
   そうだな、奴の髪の長さなど関係なくなるくらい伸ばすのも、悪くないな……。

幹雄:そうですよ、それに白鳥部長は50年かそこら、ずっとあの髪型みたいですから、
   きっとあれ以上は伸ばす気ないんですよ。

閣下:ほう……ならば、伸ばすか……。
   伸びるまでは多少似た髪形でも我慢してやるわ。ふん。

   (三つ編みをほどいていつもの髪型に戻し、落ち着いた様子でオフィスを去っていく)





幹雄:……ふぅ……納得してくれて良かった……

椎子:あっはは♪ 中原クンいつも大変ねぇ♪
   …でもぉ、前に部長に聞いた話なんだけどねぇ~?

幹雄:? なにがです?

椎子:部長、今の髪型になる前、ばりばり魔法使いやってた頃は、
   腰くらいまであるロングヘアだったんだって~

   閣下の髪がう~~~んと伸びたら、その頃の部長と被っちゃうわねっ

幹雄:………それ、絶対閣下に言わないでくださいね………