20100912

(関東近郊のちょっと田舎な某所)


照美:ふぅ~~……9月だってのに、まだまだ暑いわねぇ。
   ま、やっと着いたわ。で、何なのかしらここは?

湧木:あっ、照美ぶちょー!来るの早いっスねぇ。

照美:誰よあなた?( ̄д ̄)

湧木:∑酷いよ照美ぶちょー!開発研究室(暫定)のアイドル湧木廉太郎ですよ!

照美:湧木………ええと、開発研究室にはメガネが二人いるから見分けつかないのよね。

湧木:見分けるポイント間違ってるっスよ!!!

氷雨:こんにちは~。

大空:こんちわ!今日も暑いですねっ!

照美:どうも、お疲れ様。……一体今日は何人、ここに来るのかしら?

氷雨:今日ここに呼び出されたのは…新人研修だと聞いてるのですが……

大空:ここって、どーみてもテーマパークっぽいですよね?ここで研修?

湧木:まぁ、場所は遊園地でもここから学べる何かがあるんなら、
   考えようによっちゃ納得いくっスけど。


照美:そうね……でも、この会社の場合だと……



照美湧木氷雨:(不安だ…………)



大空:(←ひとりだけ全く不安を感じてない)
   ここのアトラクションに次々と入って意見とか感想とか書く、

   とかそういうことっスかね?なんかたーのしみー♪

湧木:このテーマパークの名前からして、真っ先に不安を覚えた方がいいと思うのは
   青木くんだと思うんだけどな?




「 Welcome to  」




クマ:フッフッフフフフフフフフフ……ようこそ、新入社員の諸君………

照美:あら、久我室長。こんにちは。

クマ(久我):∑な!何故正体がすぐにばれるんだ!?
       テーマパークっぽくクマの着ぐるみでキメたというのに!!


湧木:ならもうちょっとそれっぽい話し方した方がいいかと思いますよ…久我室長。

久我:……今日は君たちに研修の方法を教えるクマ!

湧木:今さら語尾にクマとか付けても遅すぎるっス!!

久我:(しょんぼりしながら普通の話し方に戻す)
   ……フフフ、今日は湧木君以降の新しい社員の諸君に、
   このねぎ社の社員としての自覚とスキルを高めるために

   色々と「トレーニング」してもらうことにするよ……

大空:へぇぇ、このテーマパークっぽいところでですか?(わくわく)

久我:この「クガリックパーク」は、私の今までの研究や発明品を総結集させた、
   愛と夢と魔法と破滅と絶望がいっぱいに詰まった、魅力的な施設なのだ。

湧木:あ、あの、最後の二つはテーマパークの魅力としてうたうのはどうかと。

久我:ちなみにこのクガリックパークは、一度入ると園内のどこかにある
   「出口」と書かれた門以外からは決して出れないようになっている。
   君たちへの今日の課題は、
   数々の難関を突破して、無事出口から脱出することなのだ!

照美:難関って……あんまり考えたくないけど事故とか怪我とか、
   まして死ぬ心配とか、ないんでしょうね?


久我:そういうわけだから諸君、健闘を祈るっ!!! さらばだ!!!
   (煙幕が炊かれて、久我の姿が消える)

照美:(;゚Д゚)逃げんな!!! 人の話を聞け―――――!!!!!

氷雨:……あ、本当に、あの人(久我)の言うとおり、入ってきた門が閉まってますね。

大空:前に進むしかないってことかな?(わくわく)

照美:あぁもう、面倒なことになったわね………そういえば………、
   新人研修と言っておきながら、新人の中じゃこういう場合
   一番使えそうな
あのおっさんが居ないじゃない!?



※あのおっさん → 33yohan_s



久我:”フハハハハ……残念だが今日ここに白鳥君は呼んでいない……
   色々思うところあって彼はこの研修から外させてもらった! ”


照美:……なんですってぇ!?

大空:わおー、すごいな!空から久我さんの声が!

湧木:∑( ̄□ ̄;)どーしてそう、君は危機感ないの!?

久我:”ちなみに皆、携帯は持っているだろうがこの園内では
    妨害電波を常に発しているので携帯は繋がらない……
    外に助けは呼べないからね……フフフフ……フハハハハ!!! ”


氷雨:とりあえず…頑張って突破するしかないですね。
   はぐれないように、みんなで進みましょうか。

   なにか襲ってきたら、私が氷で対処します。

照美:頼もしいわね、朝霧さん!あたしだって負けないわよーっ!!!

久我:”みんなで……?フフフフ、甘いな!そうはさせるかぁーっ!!!! ”




”ゴオオオオオオオオッ!!!! ”




湧木:うわッ!? すごい風が!!!

照美:きゃ――――――っ!!??

大空:わぁ!南十字部長がちっちゃくて軽いから飛ばされたー!

照美:ちっちゃくて軽いとか言うな―――――!!
   きゃあぁぁあああ~……
   (煙幕と共にどこかに飛ばされる)

大空:南十字部長――――――!!
   ……って、気づいたら氷雨ちゃんも湧木さんも飛ばされて、居ない!?

   ……なんで俺だけ飛ばされないの……(´・ω・`)?

久我:”それはだな……
   今の「人さらい竜巻」は、重さ80kgまでの物しか飛ばせないのだ… ”


大空:(´・ω・`)…………(←機械の身体につき体重が100kg近くある

久我:”済まないが、君だけそのまま歩いて進んでくれたまえ…… ”

大空:(´;ω;`)…………

久我:”そ、そんなしょんぼりした顔しないでくれたまえっ!
   次のアップグレードで制限体重上げるから!
   って何で襲う側の私がこんな必死になってるんだ…… ”




(続く)