20010701

 6月22日(土)曇り

 それはあまりにも突然の出来事だった。
 僕はもうどうしていいか分からない…
 兄さんが結婚することは聞いていたけど、
 今までずっと、絶対に相手が誰なのかを教えてくれなかったのに
 突然、「僕の結婚相手紹介しますから、来て下さいね~」…なんて。
 指定された場所に行ってみれば、そこにいたのは兄さんと……


橘:なに人の日記朗読してるんですか――――っっ!!!!!

柊:あっはっはっはっは、いいじゃないですか別に~。

椎子:あらあら、橘くんてば字上手ねぇ~v
   えーっと?「6月10日(日)雨  今日はみはるちゃんと…」

橘:読むな――――――っっ!!!!!(泣)(日記奪う)
  それに今日はこんなことするためにこの場を設けたわけじゃないでしょう!!!

柊:え?橘くんの秘密暴露大会じゃないのかい?

椎子:やぁだっvあたしも橘くんのあんな秘密やこんな秘密が知りた~いv

橘:(頭を抱える)あぁ~…なんでこんなことに……(涙涙涙)

(ここであらかじめ柊ちゃんに呼び出されていたらしい社員数名登場)

満:よーっす、柊ちゃん!なんか話があんだって?

柊:おやおや、満くんお久しぶりです。相変わらずの童顔で。あっはっはっは

満:童顔は余計だっつの…
  ん、橘?何そんな隅っこで泣いてんだ?

橘:放っといてください…(涙)

沙織:んで、今日は一体なんなのさ?
   保険の新プランの勧誘とかだったらぶっ飛ばすよ。

柊:いや~そんなことじゃないですよ沙織さん。
  まぁ知りたいのでしたら喜んでご説明しますけどね~

満:ってマジにあるのかよ新プラン(笑)

柊:ま、とりあえずご報告ですが、
  兼ねてからお伝えしておりました結婚のことですが
  この度正式に決まりましてね~はっはっは。

満:へぇ、そうなんだー。そりゃおめでとさん。
  で、相手は誰なんだ?

椎子:(手をひらひらと振る)はぁーいあたしでーっすvv

満:なっ、

沙織:何ィー!?いつの間にそんな(面白い)ことにっ!?

満:オレ、椎子は一生結婚しねぇと思ってたぜ…

(ここで継人乱入)

継人:おいコラ!オレの小さい頃のアルバム持ち出したのあんただろう!!

柊:おやおや、継人くん。いや~椎子さんがどうしても見たいっていうものですからね~
   はい、お返ししますよ。

継人:(アルバムを奪い取って中身を見る)
   ……おい、写真が一枚も入ってねーじゃねーか……(ふるふる)

椎子:あらごめんなさいねぇv あんまり可愛かったものだから
   ついこっちにファイリングしちゃったわvv うふふふvv
   (真新しい美少年ファイルを指差しながら)

継人:こ、この………(怒)(←相手が女な上に只者じゃないので強く言えない・爆)

橘:あぁ…継人もやられたんだね……
  僕ももう家にあったアルバムはみんな持っていかれちゃったよ…

柊:いいじゃないですか~アルバムの10冊や20冊くらい~あっはっはっは

椎子:まっ、ひー君(=柊)たら心が広いのねv そういうとこが大好きよv

柊:いやぁ、椎子さんのためだったらアルバムの100冊や200冊お手の物ですよ。あっはっはっはっは


……………


沙織:……なあ遠山、この結婚どうにも
   営利目的のニオイを感じずにはいられないのはあたしだけかな…?

満:いや……オレもそう思う……